2009年10月21日

整理整頓の時間

友人のブログを読んでいたら、「ああ、やっぱり、整理整頓の時期なんだな〜」という気がしてきた。

「あなたのしつけを間違ってしまった。父親に対してそんなひどいことをして、あなたが悪い。」と母親からメールがきた。
思わず、にやり・・としてしまった。(←やっぱマゾな私? 笑)

先日、ちょうど私と同世代のゲストとお話をする機会があった。

やはり、ご両親は、私の両親と同世代の60代である。

なんていうか、今回の私と父親の問題は、私と父だけの問題じゃ〜なくって、結構、同じくらいの世代の人たちが抱えている問題でもあるんじゃないかな〜と思ったりした。(まぁ、だから、プライベートなことも、がんがん書いてるってのもある。笑。)

最近の若い人たちは、それなりに精神世界とかの情報を見聞きしているから、頭の片隅には、いろいろ知識はある。
問題なのは、戦後、日本の経済発展のために一生懸命働いてきた60代くらいの人たちの「心」なんじゃないかと思った。

先日、誰かのブログで読んだれど。50代以上だかの夫婦に「生まれ変わっても、今の旦那さんと結婚したいか?」の問いの80%だか、90%の女性が「いやだ!!」と答えたらしい。(苦笑)

また、子供が自立した後の離婚なども増えているらしい。

なんだかな〜な気分になる。

「心」が満たされて、「ああ、幸せだな〜」とつぶやける人は、一体どれだけいるんだろう?

「Lakuen」図書館(笑) で、また、素敵な本を見つけた。10月2日発行の思いっきり新刊。(寄付してくださったゲストの方、ありがとうございます〜)

まず、タイトルでやられた。

「のんびり生きて気楽に死のう」ひろさちや著 PHP研究所発行

仏教の教えがベースだが、いろんな宗教学にも通じているようで、とても解りやすく、「楽しく生きるこつ」みたいなことが書かれている。

どれも「ふむふむ」納得なお話が多いが、その中でも、特に反応してしまったお話。

著者がインドを旅した時にガイドのインド人に云われたらしい。
「あなたがた日本人は、思い上がっているのではないか。インドに来て、貧しい人々を見て、日本人はすぐに「かわいそうに」と云うが、貧者の多くは幸福に生きているのだ。あなたがたは、金持ちだけが幸福になれて、貧乏人は、不幸だと思い込んでいるようだけれども、それは日本人の傲慢さである。わたしは、昔は日本人が好きだったけれども(だから日本語ガイドになった)、いまでは日本人が大嫌いである。」

もう、ホントにこのインド人の言葉に全てが集約されてるような気がする。

私もね。はじめは、ここグルプックの人達が、竹でできたほったてごやみたいなのに住んでたり、冷蔵庫もない生活をしてることが、なんだか、いたたまれなかった。
(最近は、土地成金とかが増えて、立派な家がばかばか立ってるし、みんなうちよりいい車乗り出したりしてるけど〜ね。笑)

で、ここに暮らして、みんなと接していくうちに、価値観が覆された。(笑)

ここの人たちの方が「心」は、ず〜っと幸せそうなのである。
家族みんなで、助け合って、(もちろん、日々喧嘩したり文句云ったり人並みにいろいろあるけど)、やれ、誰かの結婚式だ!! といえば、近所が総出でまかないの準備をしながら、わいわい楽しそうなのである。

で、これって、5、60年くらい前の日本も同じだったと思う。

近所の人と折り合いながら、みんな家族みたいに暮らしていたんだと思う。
子供達も家族だけじゃなく、地域みんなで育てていたんだと思う。

だからこそ、たくさんのリピーターさんが、この「忘れていた至福感」を思い出すために、何度も何度もここに通ってきてしまうんだと思う。

みんなが「心」から至福感を感じ、ふわふわあったかい気持ちになって、「忘れていた本当に大切なこと」に気づける地球がもうすぐ来る。

来るべき「幸せな地球」に暮らす準備のために、今、整理整頓の時期なんだと思う。

人は変えられない。でも、新しいことを学んでいくきっかけを伝えることはできる。学んでそこからどう変わっていくかは、本人次第。

でも、変われそうだからこそ、必死になって、伝えようとするんだよね。
どうでもいい人には、わざわざ、説明しないし、怒りもしない。

そして、云いたいことを云えるのも、「親子」だから。
ホンキでぶつかれるのも「親子」だから。

子供が親を選んで生まれてくるのだし。
今世の一番の宿題は、やっぱり、自分の親との関係のような気がする。

もう、みんなどんどん、云いたいことあったら、親子喧嘩して、すっきりしたらいいんじゃない〜!! という気になってきた。(笑) 親子喧嘩、犬も食わないし。(笑)
腹の底に溜め込むから、病気にもなってくる。
云わずに死ぬから、また、来生で同じ事繰り返さなくちゃいけなくなる。
どんどん、整理整頓しよう!!

で、みんなが、自分の親との関係を解決できたら、そしたらなんだか世界中が「至福感」に包まれそう〜。^_^ //
(もちろん、すでに仲良しの人たちは、本当に素晴らしいと思います。思いっきり自慢してください!! みんなのお手本になってください!! )

「幸せ」のヒントはここにいっぱいつまってま〜す!!

「サイン〜神様がくれた幸せの羅針盤」


☆ 今日は、キッチンスタッフ「LIS」のご両親が「メッカにお参り」に出発するお祝いの日で、手のあいてるスタッフで、ご挨拶に行ってきま〜す。




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この記事へのコメント
親とうまくいかないのは、自分に原因があるのかなぁと気にしていましたが、
なんか、気が楽になりました。
Posted by abu at 2009年10月21日 21:05
去年のGWに母親が入院してるから
帰ってこいといきなりの連絡
こちいも長くここをほっとけないので
二週間の滞在で帰国?バリへ帰国、、、?

そのときに久々だったのに
何故か日本が窮屈で凄く嫌だったから
もう帰ってきたくないと話をしたら
親父に急に今必要なものはなんやと聞かれ
ひげ剃りにバリカンと言ったら
ダイエーで買ってくれて一言
これがわしの遺品やと思えって

そして7月に母親が亡くなったけど
連絡は葬式すべてが終わってからの
事後報告のみ
そして年末に残った親父が実家を売って
シニアマンションを買って引っ越したって
大分起ってからから姉からの報告
僕の荷物は全部捨てたって、、、
思い出のアルバムも友達の連絡先も
すべて消えちゃいました

端から見ると変な家族みたい
でもうちは各自の生活を尊重してるから
これが普通なんです

言いたいことは言える間に言うべし
さすがに病院で余命何ヶ月の人間に
言いたいことを言えるはずもなく
普通にぎこちなく会話して終わり
罵倒しようが殴り合おうが
出来るときにしとかないと
そんなチャンスは二度と訪れないからね

どちらか一方に原因があるなんて
絶対双方になんらかの原因はあるんだから
ぶつからないと何も始まらない
親父とはぶつかれたけど
お袋とはぶつかるチャンスが亡くなった。
Posted by もぐら at 2009年10月22日 00:03
abu さん
コメントありがとうございます!!
親子の問題って、どっちが悪いってないような気がしてきました。
それ言い出すと、にわとりが先か卵が先か? みたいなレベル。(笑)
だって、所詮、親子なんだし。(笑)
もぐらさんも推薦してるし。
今度は、じゃんじゃん、反撃に出てみてくださ〜い!! (笑)
(だいたい統計的に、自分に原因があるんだろうな・・と、思える人は、根が優しい人で、そういう場合、相手に原因がある場合が多いようです。笑)

もぐらさん
じわ〜んと深いお話、本当にありがとうございます。
粋なお父さんですね。さすが〜もぐらさんのお父さん。^_^ //

ほんと、文句云える自分になれた時まで、元気でいてくれた両親に感謝です。(親に文句云えるようになるって、すっごい成長というか、大人になった証かもね〜。お互い生きてるうちに、もっと云おう〜っと。笑)

「僕アニ」の神様が云っていましたが、親が亡くなられてからも、親孝行はできるそうです。生きてる時と同じように話しかければいいそうです。
もぐらさん、今からでも遅くないです。
お母さんに、びしばし文句いっちゃいましょう〜。
どこからともなく、石ころ飛んできたら、お母さま、怒ってらっしゃって、そよそよ優しい風が吹いたら、文句云われてもお母さま、お幸せ・・・。

どっちがくるかな?? (笑)
Posted by ルリコ at 2009年10月23日 11:31