2006年10月26日
ひとつの事件

☆ こんな感じの仕上がりになりました〜。
今日、ちょっとサイズがあがったので、2日ぶりに海に入った。いつものように、混んでる時間をずらして・・・のお昼頃。
入りしなは、結構混んでいたけれど、みんな少しずつ帰っていって、かなり空いて、いい感じだった。
が、私がインサイドに向かう中、一隻の巨大なボートが外洋からグルプック湾に入ってくるのが目に入った。漁船かな〜と思っていたら、どうやらバリからのボートトリップの船のよう。
そして、案の定、その巨大な船から、ぞくぞくとサーファーがパドルアウトしてきた。(大半がオーストラリア人だった。)
ここに1年住んで、何度かプライベートなヨットなどのボートトリップを目撃したことはあったけれど。バリからの明らかに商業用ボートトリップの団体と出くわすのは、初めてだった。
いつもボートトリップの人には、話しかけるようにしている。こちらもいろいろ情報を知りたいし。
で、何人くらいで、どこから来て、何日くらいのトリップなのかと一番感じの良さそうなオージーの男性と話していた。
そこへ、キメン(クタのサーフショップのローカル・オーナーで、彼の一歩先を見た姿勢には、共感と感嘆する点が多々有り、常々私は、敬意を表している。)が、やってきた。
「バリからのボートトリップは、ここでサーフィンするな」と軍団??に訴えていた。
ここには、ここのシステムとビジネスがある。
こんな風にボートで団体で外からやってきたら、それでなくても、ポイントパニックになりつつあるグルプックにとって、大打撃である。
「なるほどな〜」と思った。
キメンは、しきりに、他にもボートなら行けるポイントがいくらでもある。
そこに行くべきだ・・・と訴えていた。
たまたま、他のゲストがあんまりいなかったからいいものの、朝の混雑時なんかに、こんな団体に来られた日にゃ〜である。
また、残念ながら、その時、発言力のある他のローカルもいなかったので、キメン一人が戦わなくてはならず??思わず私も、加担してしまった。
(最終的に、団体も理解してくれたけど。)
サーファーならわかることだと思う。
もちろん、海も波も誰のものでもない。
でも、それぞれのポイントにはそれぞれのルールがある。そしてローカルには、ローカルとして、そのポイントを守っていかなくてはいけない責務があると思う。
たま〜に、ローカルと外人サーファーのこぜりあいなども目にする。
もちろん、ここのローカルは、ツーリストに来てもらって、舟に乗ってボート代を払ってもらうことで、なりわいとなってはいる。
(細かい話しをすると、一回舟を出すのには、最近急騰したガソリン代と混合オイル代で25,000ルピア。それに舟の維持費、もしくは、別にオーナーがいる場合は、オーナーへの支払い等を含めると、実益はほんのわずかでもある。)
多少でも収益がある分、ここのローカルは、ゲストに対して好意的であるし、できるだけツーリストが楽しめるように努力している。
しかし、あまりにも目に余る行為や他の自分たちのゲストのさまたげになるようなサーファーに対しては、断固として戦う。
それでなくても、混み合う時間帯は、かなりのポイントパニックになっている現実がある。
みんな、空いてて、のんびりサーフィンできることを期待して、はるばるロンボクまで来てくれるのである。私たちとしても、できるだけ、そういう環境を提供したい。同じサーファーとして、「ああ、楽しかったよ。」というゲストの笑顔が見たいのである。
ロンボクに来る日本人は、比較的マナーがよく、ローカルにも評判がいい。でも、マナーの悪い、一部の外人は、私から見ても目に余る。そして、ローカルは、ローカルとして、そういうマナーを知らない人たちにサーフィンのルールを教えていくべきだとも思う。
サーファーならわかること。たとえお金を払ったゲストであるにしても、ビジター(訪問者)は、あくまでビジターなのである。
ローカルに敬意を表し、その土地の文化や風習を理解する意思が必要だと思う。
それは、多分、サーフィンに限らず、旅人として、よその土地を旅する時も同じ。そして、私のように、よその土地に暮らす上でも同じこと。
あくまで、よそ者なのである。地元の人に最大限の敬意を払って、そこに住まわせてもらっている、そこでサーフィンさせてもらっている・・・という敬意は忘れてはいけないんじゃないかと思う。
軍団の顔が今も脳裏に焼き付いている。
私がキメンに加担した時、「あなたは、オリジナルはどこ??」「一体、なんの権利があって、あなたまで、抗議をする訳??」といったような軍団の発言があった。
確かに私は、見るからに??日本人である。
が、私もここに住んでいる半ローカルである。
いつもローカルが私を守ってくれている分、私もローカルを守っていかなくてはいけない責務があるし、ローカルにはできない分野で私が何かできればと常々思ったりしているのである。
☆ 午後から風が入ったけれど、予報通りサイズアップ。ピークでインサイド頭。午後には、カメも割れて、うちの最終日のゲストも大満足。明日がピーク。ロータイドの今は、「Lakuen」の前も割れてるくらい。夕方、子供達がビーチからのエントリーで板きれや折れたサーフボードではしゃいでいた。がんばれグロメッツ!!
Posted by Ruri at 23:08
│サーフィン
この記事へのコメント
こんにちは、新たな展開ですね。
ギリでは ツーリストが島に渡るには「パブリックボートを使え!」という
ギリの人たちが勝手に作った「オキテ」があるんです。
それはRuriさんが書かれたように 島の人たちの生活を守るためなんだと
思うのですが ご存知かどうかですが パブリックボートの着くバンサルは
とても悪名が高いところで
チケット売り場に行くまでに 別の人が勝手に「パブリックは当分出発しないからチャーターしろ」(本当はあるのに)とか
勝手に人の荷物を運んで高額チップを要求する (私も経験あり)
というような悪行が横行していて いくら「協定(勝手に作った)」があっても
これでは ツーリストが使いたくないのは当然。
うちはダイビングボートでホテルのお客さんを送ることがあるのですが
昨日はメノーで意地悪されてしまいました。
彼らの言い分は「デモクラシー」だからだそうです(意味分かってるのか?)
これだったら スハルト時代のほうがまだマシだったと オットも毎回ぼやいています。
だったら せめてバンサルでのローカルマナーをもっとよくしろー!
って声高に叫びたい気分なんです。
今回のバリのボートトリップとは話が違いますが
これから こういう事件が度重なるようになっても (バリの事だから可能性はありますね)
Ruriさんのおっしゃってた大義をクタエリアのローカルに統一させるのが
大事かも知れませんね。
願わくばのんびりサーフィンのできるクタでずっとありますように。。。
しかし空港建設も始まって それもかなり苦しい展開かも。
ある情報では資金がまだ足りなくて 完成までのめどがいまのところ
たっていないようです。。。。やめろ~~!
ギリでは ツーリストが島に渡るには「パブリックボートを使え!」という
ギリの人たちが勝手に作った「オキテ」があるんです。
それはRuriさんが書かれたように 島の人たちの生活を守るためなんだと
思うのですが ご存知かどうかですが パブリックボートの着くバンサルは
とても悪名が高いところで
チケット売り場に行くまでに 別の人が勝手に「パブリックは当分出発しないからチャーターしろ」(本当はあるのに)とか
勝手に人の荷物を運んで高額チップを要求する (私も経験あり)
というような悪行が横行していて いくら「協定(勝手に作った)」があっても
これでは ツーリストが使いたくないのは当然。
うちはダイビングボートでホテルのお客さんを送ることがあるのですが
昨日はメノーで意地悪されてしまいました。
彼らの言い分は「デモクラシー」だからだそうです(意味分かってるのか?)
これだったら スハルト時代のほうがまだマシだったと オットも毎回ぼやいています。
だったら せめてバンサルでのローカルマナーをもっとよくしろー!
って声高に叫びたい気分なんです。
今回のバリのボートトリップとは話が違いますが
これから こういう事件が度重なるようになっても (バリの事だから可能性はありますね)
Ruriさんのおっしゃってた大義をクタエリアのローカルに統一させるのが
大事かも知れませんね。
願わくばのんびりサーフィンのできるクタでずっとありますように。。。
しかし空港建設も始まって それもかなり苦しい展開かも。
ある情報では資金がまだ足りなくて 完成までのめどがいまのところ
たっていないようです。。。。やめろ~~!
Posted by ママハナ at 2006年10月27日 07:34
ママハナさん
私も、一度、ギリに渡ったときに、
いきなり私の同行者を抱きかかえ(彼は長ズボンをはいていて、舟に乗るにはズボンがぬれる状態ではあった。)、舟にのせ、その料金として膨大な金額を請求されたことがありました。
また、はじめて行った人には、とてもとても、解りにくいシステムですね。
先日遊びに来てくれた、ギリアイルでバンガローを経営している女性に、自分のところで舟を出して、港からの送迎をやったら〜と深く考えずに提案したら、その場合、協会??にかなりの金額を支払わなくてはいけない・・・でもその分は、ゲストに請求できないから、パブリックボートを利用してもらっている・・・というようなことを話されていて、なるほどな〜と思ったりしました。
システムの統一とか、もっとツーリストに解りやすい、明確なサービスや料金表示が必要だな〜と思ったりもします。
ホントに、新空港ができたら、どうなっちゃうんだろう〜ってものすごい不安と悲しみがあります。
ツーリストが来ることで、ローカル全体の生活が確実に潤っていくのあれば、それは歓迎するところですが、まだ、全てのシステムが整っていない現実。
例えば、下水道や道の整備といった、基本的な公共設備も整っていない。
そんな状況で、空港だけできて、一度にたくさんの人たちが訪れても、対応できないのは、目に見えています。
そういう公共設備がしっかり整い、ローカルもツーリストに対するプロとしての意識が確立し、それに合わせて、少しずつ、ツーリストも増えていくのが理想のような気がするのですが・・・。
私も、一度、ギリに渡ったときに、
いきなり私の同行者を抱きかかえ(彼は長ズボンをはいていて、舟に乗るにはズボンがぬれる状態ではあった。)、舟にのせ、その料金として膨大な金額を請求されたことがありました。
また、はじめて行った人には、とてもとても、解りにくいシステムですね。
先日遊びに来てくれた、ギリアイルでバンガローを経営している女性に、自分のところで舟を出して、港からの送迎をやったら〜と深く考えずに提案したら、その場合、協会??にかなりの金額を支払わなくてはいけない・・・でもその分は、ゲストに請求できないから、パブリックボートを利用してもらっている・・・というようなことを話されていて、なるほどな〜と思ったりしました。
システムの統一とか、もっとツーリストに解りやすい、明確なサービスや料金表示が必要だな〜と思ったりもします。
ホントに、新空港ができたら、どうなっちゃうんだろう〜ってものすごい不安と悲しみがあります。
ツーリストが来ることで、ローカル全体の生活が確実に潤っていくのあれば、それは歓迎するところですが、まだ、全てのシステムが整っていない現実。
例えば、下水道や道の整備といった、基本的な公共設備も整っていない。
そんな状況で、空港だけできて、一度にたくさんの人たちが訪れても、対応できないのは、目に見えています。
そういう公共設備がしっかり整い、ローカルもツーリストに対するプロとしての意識が確立し、それに合わせて、少しずつ、ツーリストも増えていくのが理想のような気がするのですが・・・。
Posted by Ruri at 2006年10月27日 21:18
頑張っていますね〜。 キメンの一歩先を見た姿勢....すごく良く解ります。
彼のビジネススタイルは私も共感します。 守りの姿勢は大したものですね
そんなキメンだからこそ、みんなついてきているんでしょうね。
クタエリア...キメン グルプックエリア...Rurisan ローカルを思いやる気持ちやサーフィンへの思いなど似たものを感じますよ。 何かそんな熱い気持ちの出来事を聞くとホットします。 とても人間らしいしカッコイイです。
最高の楽園へ一歩一歩進んでいますね。 頑張って下さいね。
彼のビジネススタイルは私も共感します。 守りの姿勢は大したものですね
そんなキメンだからこそ、みんなついてきているんでしょうね。
クタエリア...キメン グルプックエリア...Rurisan ローカルを思いやる気持ちやサーフィンへの思いなど似たものを感じますよ。 何かそんな熱い気持ちの出来事を聞くとホットします。 とても人間らしいしカッコイイです。
最高の楽園へ一歩一歩進んでいますね。 頑張って下さいね。
Posted by yumi at 2006年10月29日 22:54
Yumiさん
ありがと〜。
以前、キメンとちょっとビジネスについてなど、
いろいろ話す機会があって、
私はホントに、彼の意識の高さにびっくりしました。
聞くと、たびたび、バリに行って、いろんなビジネスのスタイルを吸収してきているようです。
また、彼は、英語がとても達者なので、ツーリストからもたくさんの情報を入手していて、彼を信頼しているリピーターもとても多いです。
こんな田舎の小さな島で、一歩間違うと、なあなあ、ずるずるになってしまいそうな感じですが、ガイドなどの先を見た意識の高さにも、日々感嘆。
メンバーさえそろえば、この小さな島で、もっともっと、大きなこともできると、今後の展開をものすごく楽しみにしています。
ありがと〜。
以前、キメンとちょっとビジネスについてなど、
いろいろ話す機会があって、
私はホントに、彼の意識の高さにびっくりしました。
聞くと、たびたび、バリに行って、いろんなビジネスのスタイルを吸収してきているようです。
また、彼は、英語がとても達者なので、ツーリストからもたくさんの情報を入手していて、彼を信頼しているリピーターもとても多いです。
こんな田舎の小さな島で、一歩間違うと、なあなあ、ずるずるになってしまいそうな感じですが、ガイドなどの先を見た意識の高さにも、日々感嘆。
メンバーさえそろえば、この小さな島で、もっともっと、大きなこともできると、今後の展開をものすごく楽しみにしています。
Posted by Ruri at 2006年10月31日 20:24




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